効率的 - 1 台の DHCP サーバで、複数のサブネットに存在するクライアントに IP アドレスを提供できます。
VPN を越えた DHCP との互換性 - リレーされる DHCP メッセージの処理は、メッセージの送信元が VPN トンネルか DHCP リレー エージェントかに関係なく、同じように扱われます。
サイト間 VPN に対する複数のスコープ - 内部 DHCP サーバを使うときは、LAN/DMZ サブネットとは異なるスコープ範囲を使用して、リモート サブネットを設定できます。リモート サブネットのスコープ範囲は、リモート ゲートウェイで設定される「リレー IP アドレス」によって決まります。
グループ VPN に対する複数のスコープ - 内部 DHCP サーバを使うときは、LAN/DMZ サブネットとは異なるスコープ範囲を使用して、SonicWALL GVC クライアントを設定できます。SonicWALL GVC クライアントのスコープ範囲は、セントラル ゲートウェイで設定される「リレー IP アドレス (オプション)」によって決まります。
競合検出との互換性 - この機能が有効の場合、現在、SonicWALL DHCP サーバは、サーバ側の競合検出を実施します。サーバが輪の競合検出の優位点は、DHCP クライアントがクライアント側の競合検出を実行しない場合でも競合を検出することにあります。しかしながら、ネットワーク上に多数の DHCP クライアントがある場合は、サーバ側の競合検出では、完全な IP アドレス割り当てを完了するために、より長い待ち時間を要することがあります。競合検出 (およびネットワーク事前検出) は、"リレーされる"サブネット スコープに属する IP アドレスに対しては実行されません。DHCP サーバはインターフェースに結びついているサブネット範囲に対してのみ、競合検出の ICMP 確認を実行します。
図 14. 1 つの DHCP サーバを共有する複数のサブネット
図 15. 信頼できる DHCP リレー エージェント