アクセスされるコンテンツが安全であることがわかっている場合、「DPI をバイパスする」動作を作成すると、ネットワークのパフォーマンスを向上させることができます。例えば、従業員がウェブ サーバ上の URL にアクセスすることで、HTTP 経由でストリーム配信される社内向けのビデオがこのケースに該当します。コンテンツは安全であることがわかっているため、このビデオへのすべてのアクセスに「DPI をバイパスする」動作を適用するアプリケーション制御ポリシーを作成できます。これにより、ビデオにアクセスする従業員向けに、高速なストリーミング速度と優れた表示品質を実現できます。
このポリシーは 2 つの手順で作成できます。最初に、「HTTP URI コンテンツ」一致オブジェクト種別を使用して、社内向けビデオ用の一致オブジェクトを作成します。

URI コンテンツ 一致オブジェクトの完全一致タイプおよび前方一致タイプには、必ず URL の先頭のスラッシュ (/) を含める必要があります。「コンテンツ」フィールドに「www.company.com」などのホスト ヘッダーを含める必要はありません。
次に、Corporate Video一致オブジェクトと「DPI をバイパスする」動作を使用するポリシーを作成します。
