DHCP サーバの設定

Dell SonicWALL セキュリティ装置の DHCP サーバを使いたい場合は、「ネットワーク > DHCP サーバ」ページで「DHCP サーバを有効にする」を選択します。

以下の DHCP サーバオプションが設定できます。

各ゾーンで自動 DHCP スコープ競合検出を有効にするには、「競合の検出を有効にする」を選択します。

競合検出との互換性 - この機能が有効の場合、現在、SonicWALL DHCP サーバは、サーバ側の競合検出を実施します。サーバが輪の競合検出の優位点は、DHCP クライアントがクライアント側の競合検出を実行しない場合でも競合を検出することにあります。しかしながら、ネットワーク上に多数の DHCP クライアントがある場合は、サーバ側の競合検出では、完全な IP アドレス割り当てを完了するために、より長い待ち時間を要することがあります。

ネットワーク内の DHCP リースの現在の状況が定期的にフラッシュに書き込まれるようにするには、「DHCP サーバ恒久割り当てを有効にする」を選択します。再起動時に、システムはフラッシュに保存された IP.Lease 回数に基づいて、以前の DHCP サーバ ネットワークの DHCP 割り当て情報を復元します。
DHCP サーバ持続監視間隔:ネットワークの変化を調査し、必要に応じてフラッシュに書き込む頻度を制御します。時間を分単位で指定します。既定値は 5 分です。

オプション オブジェクトオプション グループ、および信頼されたエージェントを設定するには、「詳細」ボタンを選択します。これらの機能を設定するための詳細な情報については、DHCP サーバ オプションの詳細設定 を参照してください。

DHCP サーバ恒久性の設定

DHCP サーバの恒久性は、DHCP リースの情報をファイアウォールに保存することにより、クライアントが再起動された場合でも、ネットワーク上の他の用途と競合するおそれのない予測可能な IP アドレスをクライアントに提供できるようにする機能です。

DHCP サーバの恒久性は、DHCP リースの情報を定期的にフラッシュ メモリに保存することによって実現されます。これにより、予測可能な IP アドレスを各ユーザに確実に割り当てることが可能となり、再起動後に IP アドレスが競合する危険を最小限に抑えられます。

DHCP サーバの恒久性は、ユーザがワークステーションを再起動しても変化しない安定した使用環境を実現します。DHCP リースの情報が保存されているため、ワークステーションの再起動後も同じ IPアドレスが保持されます。DHCP サーバの恒久性は、保守やアップグレードの作業に伴ってファイアウォールが再起動される場合にも、次の点で有益です。

DHCP サーバ恒久性を設定するには、「DHCP サーバ恒久割り当てを有効にする」チェックボックスを選択します。オプションで、「DHCP サーバ持続監視間隔」フィールドを変更して、DHCP サーバが DHCP リース情報を保存する頻度を変更できます。既定値は 5 分です。