SSL VPN > サーバ設定

SSL VPN > サーバ設定」ページでは、ファイアウォールの SSL VPN サーバとしての詳細な動作を設定します。

以下のセクションの設定によって、仮想オフィス ポータルを設定します。

ゾーン上の SSL VPN 状況

このセクションには、ゾーン毎の SSL VPN アクセス状況が表示されます。

SSL VPN アクセスを有効または無効にするには、ゾーン名を選択します。

SSL VPN サーバ設定

トピック:

Suite B 暗号化について

SonicOS は、Suite B 暗号化をサポートします。Suite B とは、米国家安全保障局 (NSA) が Cryptographic Modernization Program (暗号近代化プログラム) の一環として規定する暗号化アルゴリズム群です。機密情報と非機密情報の両方に対する相互運用可能な暗号ベースとして機能します。Suite B 暗号化は、米国立標準技術研究所 (NIST) によって米政府での使用が承認されています。

Suite B のほとんどのコンポーネントは、FIPS 規格から採用されています。

SSL VPN サーバの設定

SSL VPN サーバの設定には、以下の項目があります。

SSL VPN ポート - SSL VPN ポート番号を入力します。既定値は 4433 です。
証明書の選択: SSL VPN ユーザを認証するために使う証明書を、ドロップダウン メニューから選択します。既定の方法は、「自己署名証明書を使用」です。

証明書を管理するには、「システム > 証明書」ページに移動します。

SSL VPN で SuiteB モードを有効にする – SSL VPN Suite B モードを有効にします。このオプションは、既定では選択されていません。
サーバ暗号化を有効にする – 使用する暗号化方式を設定するには、このチェックボックスを選択します。このオプションは、既定では選択されていません。
暗号化方式」ドロップダウン メニューから、暗号を選択します。
RC4_MD5 (既定)
ユーザ ドメイン – ユーザのドメインを入力します。これは、NetExtender クライアントのドメイン フィールドと一致する必要があります。既定は「LocalDomain」です。
SSL VPN でウェブ管理を有効にする – SSL VPN を介したウェブ管理を有効にするには、このドロップダウン メニューから「有効」を選択します。既定は「無効」です。
SSL VPN で SSH 管理を有効にする – SSL VPN を介した SSH 管理を有効にするには、このドロップダウン メニューから「有効」を選択します。既定は「無効」です。
無動作時タイムアウト (分) – ユーザをログアウトさせるまでの無動作時間を分単位で入力します。既定値は 10 分です。

RADIUS ユーザの設定

このセクションは、SSL VPN ユーザ認証のために、RADIUS か LDAP のどちらかが設定されている場合のみ利用可能です。

RADIUS を以下のモードで使用 – RADIUS で MSCHAP (または MSCHAPv2) モードを使うには、このチェックボックスを選択します。MSCHAP モードの RADIUS を有効にすると、ユーザがログイン時に期限切れのパスワードを変更できるようになります。以下の 2 つのモードのいずれかを選択します。

このオプションが設定されており、「ユーザ > 設定」ページの「ログインの認証方法」として LDAP が選択されているが、LDAP がパスワードの更新を許可する設定になっていない場合、LDAP を使用してユーザ認証が行われた後で、MSCHAP モードの RADIUS を使用して SSL VPN クライアント ユーザのパスワードの更新が実行されます。

SSL VPN クライアント ダウンロード URL

このセクションでは、クライアント SSL VPN ファイルを HTTP サーバにダウンロードできます。

ここを選択すると、すべての SSL VPN クライアント ファイルが含まれた SSL VPN zip ファイルをダウンロードします – 装置からダウンロードする場合は、「ここを選択」リンクを選択して「application.zip を開く」ダイアログを表示します。

ファイルを開いて解凍し、HTTP サーバ上のフォルダに置きます。

顧客の HTTP サーバをダウンロード URLとして使用する:(http://)– 表示されたフィールドに SSL VPN クライアント ダウンロード URL を入力する場合は、このチェックボックスを選択します。