内部ネットワーク (ユーザとネットワーク セキュリティ装置の間) にあるプロキシ サーバを通じてユーザがウェブにアクセスすると、ネットワーク セキュリティ装置からはユーザではなくプロキシ サーバから HTTP/HTTPS 接続が行われているように見えます。

ウェブ プロキシ サーバは HTTP 要求をインターセプトし、要求されたウェブ ページのコピーを保管しているかどうかを判別します。保管していない場合、プロキシはインターネット上のサーバへの要求を完了し、要求された情報をユーザに返すとともに将来の要求に備えてローカルに保存します。ネットワーク上の各コンピュータがウェブ要求をサーバに送る設定をする必要があるため、ネットワーク上のウェブ プロキシ サーバのセットアップは手間がかかる場合があります。
プロキシ サーバがネットワーク上にある場合は、各コンピュータのウェブ ブラウザがプロキシ サーバに接続する設定をする代わりに、サーバを WAN または DMZ に移動し、「ネットワーク > ウェブ プロキシ」ページの設定を使用して、ウェブ プロキシ転送を有効にすることができます。ファイアウォールによってすべてのウェブ プロキシ要求が自動的にプロキシ サーバに転送され、ネットワーク上のすべてのコンピュータを設定する必要はありません。