例えば、FTP による機密ファイルの送信を遮断するには、ファイル内のキーワードまたはパターンに基づいてポリシーを作成します。
最初に、ファイル内のキーワードに一致するファイル 内容タイプの一致オブジェクトを作成します。
必要に応じて、メッセージをクライアントに送信する、カスタマイズされた FTP 通知動作を作成します。
次に、この一致オブジェクトと動作を参照するポリシーを作成します。ファイル転送を遮断して接続をリセットすることだけを目的とする場合は、ポリシーを作成するときにリセット/破棄動作を選択します。
次の例では、ファイル内容一致オブジェクト種別に対し、"機密文書" を意味する、UTF-16 でエンコードされた中国語のキーワードを使用しています。
次に、以下に示すように、この一致オブジェクトを参照するポリシーを作成します。このポリシーは、ファイル転送を遮断し、接続をリセットします。「ログを有効にする」を選択しているのは、UTF-16 でエンコードされたキーワードを含むファイルを転送しようとする試みをログに残すためです。
アプリケーション制御を使用して、put、mput、rename_to、rename_from、rmdir、mkdir などのコマンドを遮断することにより、FTP サーバを読み取り専用に設定できます。この使用事例では、put コマンドのみを含んだ一致オブジェクトを示しますが、これらすべてのコマンドを同じ一致オブジェクトに含めることができます。
最初に、putコマンドに一致する一致オブジェクトを作成します。mputコマンドはputコマンドの変種なので、putコマンドに一致する一致オブジェクトはmputコマンドにも一致します。
必要に応じて、メッセージをクライアントに送信する、カスタマイズされた FTP 通知動作を作成します。以下のスクリーンショットに、カスタマイズされた動作が示されています。
次に、この一致オブジェクトと動作を参照するポリシーを作成します。putコマンドを遮断して接続をリセットすることだけを目的とする場合は、ポリシーを作成するときにリセット/破棄動作を選択します。