SSL VPN アクセスのためのユーザの設定

ユーザは、SSL VPN サービスにアクセスできるためには、SSLVPN サービス グループに割り当てられている必要があります。SSLVPN サービス グループに属していないユーザが仮想オフィスからログインを試みても、アクセスは拒否されます。

各 Dell SonicWALL ネットワーク セキュリティ装置モデルでサポートされる SSL VPN 同時ユーザの最大数を次の表に示します。

 

表 140. SSL VPN の同時ユーザ最大数

Dell SonicWALL 装置モデル

SSL VPN の最大同時接続数

SOHO W

50

TZ300/TZ300 W

50

TZ400/TZ400 W

100

TZ500/TZ500 W

150

TZ600

200

NSA 2600

250

NSA 3600

350

NSA 4600

500

NSA 5600

1000

NSA 6600

1500

SM 9200

3000

SM 9400

3000

SM 9600

3000

トピック:

ローカル ユーザ向けの SSL VPN アクセスの設定

ローカル ユーザ データベース内のユーザに対して SSL VPN アクセス用の設定を行うには、そのユーザを「SSLVPN サービス」というユーザ グループに追加する必要があります。

ローカル ユーザ用に SSL VPN アクセスを設定するには、以下の手順に従います。
1
ユーザ > ローカル ユーザ」ページを開きます。

2
編集するユーザに対する設定アイコンを選択するか、「ユーザの追加」ボタンを選択して新しいユーザを作成します。「ユーザの編集」(または「ユーザの追加」) ダイアログが表示されます。

3
グループ」タブを選択します。

4
ユーザ グループ」列で、「SSLVPN Services」を選択します。
5
右矢印ボタンを選択して、それを「所属するグループ」列に移します。
6
VPN アクセス」タブを選択します。「VPN アクセス」タブでは、VPN ユーザ (GVC、NetExtender、または仮想オフィス ブックマーク) がどのネットワーク リソースにアクセスできるかを設定します。
補足:VPN アクセス」タブは、GVC、NetExtender、および SSL VPN 仮想オフィス ブックマークを使ってネットワーク リソースにアクセスするリモート クライアントの能力に影響します。GVC、NetExtender、または仮想オフィスのユーザがネットワーク リソースへアクセスすることを許可するには、ネットワーク アドレス オブジェクトかグループを、「VPN アクセス」タブの「アクセス許可」に追加する必要があります。

7
アクセス不可」リストから 1 つ以上のネットワーク アドレス オブジェクトまたはグループを選択し、右矢印ボタンを選択してそれらを「アクセス許可」列に移動します。

ネットワーク アドレス オブジェクトまたはグループへのユーザ アクセスを削除するには、「アクセス許可」リストからネットワークを選択して、左矢印ボタンを選択します。

8
OK」を選択します。

RADIUS ユーザ向けの SSL VPN アクセスの設定

RADIUS ユーザに対して SSL VPN アクセス用の設定を行うには、そのユーザを「SSLVPN サービス」ユーザ グループに追加する必要があります。

RADIUS ユーザ用に SSL VPN アクセスを設定するには、以下の手順に従います。
1
ユーザ > 設定」ページを開きます。

2
ログインの認証方法」ドロップダウン メニューで、「RADIUS」または「RADIUS + ローカル ユーザ」を選択します。オプションが少し変わります。
3
RADIUS の設定」ボタンを選択します。「RADIUS の設定」ダイアログが表示されます。

4
RADIUS ユーザ」タブを選択します。

5
すべての RADIUS ユーザが初期状態で所属するグループ」ドロップダウン メニューで「SSLVPN サービス」を選択します。
補足:ユーザの編集」ダイアログの「VPN アクセス」タブでも、仮想オフィス ブックマークとNetExtender アクセスの両方に対して、きめ細かなアクセス制御を行うことができます。
6
OK」を選択します。

LDAP ユーザ向けの SSL VPN アクセスの設定

LDAP ユーザに対して SSL VPN アクセス用の設定を行うには、そのユーザを「SSLVPN サービス」ユーザ グループに追加する必要があります。

LDAP ユーザ用に SSL VPN アクセスを設定するには、以下の手順に従います。
1
ユーザ > 設定」ページを開きます。

2
ユーザ認証方式」ドロップダウン メニューから、「LDAP」または「LDAP + ローカル ユーザ」のどちらかを選択します。オプションが少し変わります。
3
LDAP の設定」ボタンを選択して、「LDAP 設定」ダイアログを開きます。

4
ユーザとグループ」タブを選択します。

5
既定の LDAP ユーザ グループ」ドロップダウン メニューで、「SSLVPN サービス」を選択します。
補足:ユーザの編集」ダイアログの「VPN アクセス」タブでも、仮想オフィス ブックマークとNetExtender アクセスの両方に対して、きめ細かなアクセス制御を行うことができます。
6
OK」を選択します。