アクティブ/スタンバイ高可用性監視

固有の LAN 管理 IP アドレスを設定し、物理/論理インターフェース監視を設定するには、以下の手順に従います。
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左側のナビゲーション ペインで、「高可用性 > 監視」ページに移動します。

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X0 など、LAN 上のインターフェースの「設定」アイコンを選択します。

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プライマリ IPv4 アドレス」フィールドにプライマリ装置の一意の LAN 管理 IP アドレスを入力します。
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セカンダリ IPv4 アドレス」フィールドにセカンダリ装置の一意の LAN 管理 IP アドレスを入力します。
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プライマリ/セカンダリ IP アドレスでの管理を許可する」チェックボックスをオンにします。あるインターフェースに対してこのオプションを有効にすると、「高可用性 > 監視」ページの監視設定テーブルにある、そのインターフェースの「管理」列に、緑色のアイコンが表示されます。このオプションが有効な場合、1 つのインターフェースに対してのみ管理が許可されます。
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論理/精査 IP アドレス」フィールドに、接続を監視する LAN ネットワーク上のダウンストリーム機器の IP アドレスを入力します。通常、これはダウンストリームのルータまたはサーバになります(WAN 側でのプローブ処理が望ましい場合は、アップストリームの機器を使用してください)。プライマリおよびセカンダリ装置から、この監視対象 IP アドレスに対して定期的に Ping が実行されます。両方が送信先への Ping に成功した場合は、フェイルオーバーは発生しません。両方が送信先への Ping に失敗した場合は、ファイアウォールではなく送信先に問題があると見なされ、フェイルオーバーは発生しません。しかし、一方の装置が送信先への Ping に成功し、もう一方の装置が失敗した場合は、送信先への Ping に成功した装置へのフェイルオーバーが実行されます。

論理監視が正しく機能できるように、「プライマリ IPv4 アドレス」および「セカンダリ IPv4 アドレス」のフィールドに、X0 などの LAN インターフェース (WAN でのプローブ処理の場合は X1 などの WAN インターフェース) 上の個別の IP アドレスを設定する必要があります。

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必要に応じて、インターフェースの仮想 MAC アドレスを手動で指定することもできます。その場合は、「仮想 MAC の上書き」を選択し、MAC アドレスをフィールドに入力します。MAC アドレスは、A1:B2:C3:d4:e5:f6 のように、6 つの 16 進数をコロンで区切った形式になっています。仮想 MAC アドレスの選択時には、設定エラーが起こらないように注意が必要です。

高可用性 > 詳細設定」ページで「仮想 MAC を有効にする」チェックボックスをオンにすると、SonicOS ファームウェアによってすべてのインターフェースの仮想 MAC アドレスが自動的に生成されます。SonicOS ファームウェアによって仮想 MAC アドレスが生成されるため、設定エラーは発生しなくなり、仮想 MAC アドレスの一意性が確保され、競合が防止されます。

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OK」を選択します。
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すべての高可用性設定が終了したら、「適用」を選択します。すべての設定は、スタンバイ装置に自動的に同期されます。