Microsoft Windows L2TP VPN クライアント アクセスの設定

このセクションでは、組み込みの L2TP サーバと Microsoft の L2TP VPN クライアントを使用して WAN GroupVPN SA への L2TP クライアント アクセスを有効にするための設定例を示します。

WAN GroupVPN SA への Microsoft L2TP VPN クライアント アクセスを有効にするには、次の手順に従います。
1
「VPN > 設定」ページに移動します。
2
WAN GroupVPN ポリシーで、設定アイコンを選択します。
3
一般」タブの「認証方式」ドロップダウン メニューから、「IKE (事前共有鍵を使用)」を選択します。
4
事前共有鍵」フィールドに事前共有鍵のパスフレーズを入力して、クライアント ポリシーの設定を完了します。
5
OK」ボタンを選択します。
6
VPN > L2TP サーバ」ページに移動します。
7
L2TP サーバ設定」セクションで、「L2TP サーバを有効にする」チェックボックスを選択します。
8
設定」ボタンを選択します。「L2TP サーバ設定」ダイアログが表示されます。

9
DNS サーバ 1:199.2.252.10 (または ISP の DNS を使用)
DNS サーバ 2:4.2.2.2 (または ISP の DNS を使用)
DNS サーバ 3:0.0.0.0 (または ISP の DNS を使用)
WINS サーバ 1:0.0.0.0 (または独自の WINS の IP を使用)
WINS サーバ 2:0.0.0.0 (または独自の WINS の IP を使用)
10
ローカル L2TP IP プールを使用する:有効 (選択状態。既定)
開始 IP アドレス:10.20.0.1 (例)
終了 IP アドレス:10.20.0.20 (例)
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「L2TP ユーザ」セクションで、「L2TP で使用するユーザ グループ」ドロップダウン メニューから「Trusted Users」を選択します。
12
ユーザ > ローカル ユーザ」ページを開きます。
13
ユーザの追加」ボタンを選択します。「ユーザの追加」ダイアログが表示されます。

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名前」、「パスワード」、「パスワードの確認」のフィールドに、ユーザ名とパスワードを指定します。
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OK」を選択します。
補足:VPN LAN ゾーンまたは別の VPN ゾーンについて「ファイアウォール > アクセスルール」を編集することにより、L2TP クライアントのネットワーク アクセスを制限できます。編集対象のルールを見つけるには、「アクセス ルール」テーブルの「すべてのルールを表示」を選択し、「送信元」列に着目します。該当する行の「送信元」列のアドレス オブジェクトには "L2TP IP Pool" と表示されています。
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VPN 接続の名前を入力します。「次へ」を選択します。
ファイアウォールのパブリック (WAN) IP アドレスを入力します。ファイアウォールを指すドメイン名を使用することもできます。「次へ」を選択し、「完了」を選択します。接続ウィンドウが表示されます。「プロパティ」を選択します。
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VPN > 設定」ページに移動して、Microsoft Windows L2TP VPN デバイスが接続されていることを確認します。VPN クライアントが「現在アクティブな VPN トンネル数」セクションに表示されます。