静的モードとトランスペアレント モード

PortShield インターフェースは、一式のポートを割り当てられている仮想インターフェースです。PortShield インターフェースの作成に使用できる IP 割り当て方式は 2 種類あります。

トピック:

静的モードの処理

静的モードで PortShield インターフェースを作成する場合、PortShield インターフェースに適用する明示的アドレスを手動で作成します。そのインターフェースに割り当てるポートはすべて、このアドレスで識別されます。静的モードは、保護ゾーン、公開ゾーン、または無線ゾーンに割り当てられるインターフェースに使用できます。

トランスペアレント モードの処理

トランスペアレント モードのアドレス指定では、アドレス オブジェクトの割り当てを使用して、現在のインターフェースで WAN サブネットワークを共有できます。インターフェースの IP アドレスは、WAN インターフェースの IP アドレスと同じになります。トランスペアレント モードは、保護ゾーンと公開ゾーンに割り当てられるインターフェースに使用できます。

トランスペアレント モードで PortShield インターフェースを作成する場合、PortShield インターフェースに適用するアドレスの範囲を作成します。これらのアドレスは、アドレス オブジェクトという 1 つのエンティティに含めます。アドレス オブジェクトを使用することで、1 度定義したエンティティを SonicOS インターフェース全体の複数の参照インスタンスで再利用することができます。アドレス オブジェクトを使用して PortShield インターフェースを作成する場合、そのインターフェースに割り当てられるポートはすべて、アドレス範囲で指定するアドレスのいずれかによって識別されます。