「SonicPoint > ステーション状況」ページには、各 SonicPoint の状況が報告されます。
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統計アイコンを選択すると、個々のステーションの詳細なレポートが表示されます。SonicPoint デバイスごとに両方の無線について報告されます。また、各ステーションについて、その SonicOS ピアに関する次の情報も報告されます。
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MAC アドレス - クライアント (ステーション) のハードウェア アドレス。
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状況 – ステーションの状況。次の状況があります。
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なし – まだステーションに関する状況情報がありません。
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認証済 – ステーションは正しく認証されています。
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参加済 - ステーションは参加しています。
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参加 – ステーションは ESSID に参加しています。
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接続 – ステーションは接続されています (参加、認証済、または参加済)。
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稼働中 – アクセス ポイントが稼働状態にあることを示す、アクセス ポイント状況。
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休止中 – アクセス ポイントが稼働していないことを示す、アクセス ポイント状況。
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参加 – 電源投入後の参加総数。
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不参加 – 不参加総数。
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再参加 – 再参加総数。
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認証 - 認証数。
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非認証 - 非認証数。
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破棄されたパケット - 破棄されたパケット数。
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正常パケット – 受信/送信した正常パケットの総数。
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不良パケット – 受信/送信した不良パケットの総数。
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正常バイト – 受信/送信した正常バイトの総数。
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管理パケット – 受信/送信した管理パケットの総数。管理パケットには次のものがあります。
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認証フレーム – 802.11 認証は、リソースを作成する無線 NIC のアイデンティティを、アクセス ポイントが承認または否認するための処理です。認証は、ネットワーク上の送受信機能を制限します。
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非認証 – セキュリティで保護された通信を終了したい場合に、他方のステーションに非認証フレームを送信するステーションによるアナウンスメント パケット。認証ステーションによる単方向の通信です。
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参加要求フレーム – 802.11 アソシエーション (参加) により、アクセス ポイントは、無線 NIC にリソースを割り当て、無線 NIC と同期することができます。NIC は、アクセス ポイントに参加要求を送信することによって、参加処理を開始します。このフレームには、NIC に関する情報 (サポートされる転送速度など) と、参加を希望するネットワークの SSID が含まれています。アクセス ポイントは参加要求を受信すると、NIC の参加を検討し、(承諾する場合は) メモリ領域を予約し、NIC の参加 ID を定めます。
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参加応答フレーム – アクセス ポイントは、参加応答フレームを送信します。これには、参加を要求する無線 NIC に対する承諾または拒否の通知と、参加要求 NIC の参加 ID が含まれています。アクセス ポイントが無線 NIC を承諾する場合、このフレームには、参加に関する情報 (参加 ID やサポートされる転送速度など) が含まれます。
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再参加要求フレーム – このフレームは参加要求に似ていますが、目的が異なります。このフレームは主に、クライアント ローミングにおいて有効です。この場合、ステーションが現在参加しているアクセス ポイントから離脱して、ビーコン信号がそれよりも強い別のアクセス ポイントを見つけると、無線 NIC は再参加フレームを新しいアクセス ポイントに送信します。すると新しいアクセス ポイントは、無線 NIC への送信待ちで前のアクセス ポイントのバッファにまだ存在する可能性のあるデータ フレームの転送を手配します。参加が正常に行われるためには、送信元が既に認証されている必要があります。
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再参加応答フレーム – アクセス ポイントは、再参加応答フレームを送信します。これには、再参加を要求する無線 NIC に対する承諾または拒否の通知が含まれています。参加処理と同様に、このフレームには、参加に関する情報 (参加 ID やサポートされる転送速度など) が含まれます。
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プローブ要求 – ステーションまたはクライアントがアクティブになったときや、PC 上で有効にした WLAN カードがアクティブになったときには、他方のステーションやアクセス ポイントから必要な情報を取得するために、プローブ要求フレームが送信されます。SSID とクライアントが求める転送速度に適合するすべてのアクセス ポイントを範囲内で検索するために、プローブ要求フレームは、クライアントがサポートするすべてのチャンネル上に送信されます。どのアクセス ポイントに参加するかを決定するのはクライアントで、サポートされる転送速度など、さまざまな要素を検討することによってこれを行います。
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プローブ応答 – プローブ要求に対する応答として、条件に合致する AP は、プローブ応答フレームを返します。これには、同期情報とアクセス ポイントの負荷が含まれ、容量情報やサポートされる転送速度といった他の情報も含まれる場合があります。
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ビーコン フレーム – アクセス ポイントはビーコン フレームを定期的に送信して、自分の存在とリレー情報 (タイムスタンプなど) をアナウンスし、BSS や SSID といったアクセス ポイントに関するパラメータを持つメンバー ステーションが、範囲内にある無線 NIC と同期できるようにします。
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ATIM メッセージ – IBSS 用の TIM (トラフィック インジケーション マップ) です (BSS では、TIM はビーコンに含まれます)。
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不参加 – ステーションは、参加を終了したい場合に、不参加フレームを他方のステーションに送信します。不参加は、アクセス ポイントまたは機器からのシンプルな宣言です。
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制御パケット – 受信/送信した制御パケットの総数。制御パケットには次のものがあります。
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RTS – RTS (Request to Send: 送信要求) フレームは、隠れたステーションが同じアクセス ポイントに参加している場合に生じるフレーム衝突を低減します。ステーションは、データ フレームを送信する前に必要な双方向ハンドシェイクの最初のフェーズとして、RTS フレームを他方のステーションに送信します。
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CTS – ステーションは RTS に対して、CTS (Clear to Send: 送信可) フレームで応答し、要求ステーションによるデータ フレーム送信を許可します。CTS には時間値が含まれています。これによって、要求ステーションがフレーム送信に要する時間の間、他のすべてのステーション (隠れたステーションを含む) がフレーム送信を控えます。この時間によって、隠れたステーションの間の衝突が最小限に抑えられます。適切に実装すれば、これによってスループットを向上させることができます。
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ACK – データ フレームを受信した後、受信ステーションはエラー チェック処理を利用してエラーの有無を検出します。エラーが検出されなかった場合、受信ステーションは送信ステーションに ACK (ポジティブ確認) フレームを送信します。一定の時間が経過しても ACK を受信しない場合、送信ステーションはフレームを再送信します。
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データ パケット – 受信/送信したデータ フレームの総数。無線 LAN を配備する主な目的は、データを転送することです。802.11 は、ウェブ ページやプリンタ制御データなど上位層からのパケットをフレーム本体の中に含む、データ フレームの種類を定義します。
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