アクティブ/スタンバイ高可用性状況

高可用性 > 状況」ページの「高可用性状況」テーブルには、HA ペアの現在の状況が表示されます。プライマリSonicWALL がアクティブの場合は、テーブルの 1 行目でプライマリSonicWALL が現在アクティブであることが示されます。

セカンダリ SonicWALL の一意の LAN IP アドレスにログインすることで、セカンダリ SonicWALL の状況を確認することもできます。プライマリ SonicWALL が正常に動作している場合は、セカンダリ SonicWALL が現在スタンバイであるという状況が示されます。セカンダリがプライマリを引き継ぐと、セカンダリが現在アクティブであることが状況テーブルに示されます。

プライマリ SonicWALL で障害が発生した場合は、プライマリ SonicWALL の仮想 LAN IP アドレスまたはセカンダリ SonicWALL の LAN IP アドレスで、セカンダリ SonicWALL の管理インターフェースにアクセスできます。障害の後で再起動したプライマリ SonicWALL には、「高可用性 > 監視」ページで作成した一意の IP アドレスを使用してアクセスできます。復旧時の自動回復が有効になっている場合は、プライマリ SonicWALL がアクティブなファイアウォールになり、セカンダリ ファイアウォールはスタンバイ状態に戻ります。

トピック:

高可用性状況

状況 – プライマリ ファイアウォールの HA 状況を示します。次の値をとります。
プライマリ アクティブ – プライマリ HA 装置がアクティブな状態にあることを示します。
プライマリ スタンバイ – この装置がスタンバイ状態にあることを示します。
プライマリ無効 – この装置の管理インターフェースで高可用性機能が有効になっていないことを示します。
プライマリ不安定 – HA は有効になっているが、装置がアクティブ状態とスタンバイ状態のどちらでもないことを示します。
プライマリ状況 - プライマリ装置の HA ペアのメンバーとしての現在の状態を示します。「プライマリ 状況」フィールドは、プライマリ装置とセカンダリ装置の双方に表示されます。次の値をとります。
アクティブ (ACTIVE) – スタンバイ状態の装置宛ての管理/監視/ライセンス用のトラフィックを除くすべてのネットワーク トラフィックがプライマリ装置によって処理されていることを示します。
スタンバイ (standby) – プライマリ装置がパッシブな状態にあり、フェイルオーバー時に動作を引き継ぐ準備ができていることを示します。
選択 (ELECTION) – プライマリ装置とセカンダリ装置の間でどちらがアクティブな装置になるかのネゴシエーションが行われていることを示します。
同期 (SYNC) – プライマリ装置が設定またはファームウェアの同期をセカンダリ装置に対して行っていることを示します。
エラー (ERROR) – プライマリ装置がエラーの状態になっていることを示します。
再起動 (REBOOT) – プライマリ装置が再起動中であることを示します。
なし (NONE) – プライマリ装置に表示される「なし (NONE)」は、HA 機能がプライマリ装置で有効になっていないことを示します。セカンダリ装置に表示される「なし (NONE)」は、セカンダリ装置がプライマリ装置からのハートビートを受信していないことを示します。
セカンダリ状況 - セカンダリ装置の HA ペアのメンバーとしての現在の状態を示します。「セカンダリ状況」フィールドは、プライマリ装置とセカンダリ装置の双方に表示されます。次の値をとります。
アクティブ (ACTIVE) – スタンバイ状態の装置宛ての管理/監視/ライセンス用のトラフィックを除くすべてのネットワーク トラフィックがセカンダリ装置によって処理されていることを示します。
スタンバイ (standby) – セカンダリ装置がパッシブな状態にあり、フェイルオーバー時に動作を引き継ぐ準備ができていることを示します。
選択 (ELECTION) – セカンダリ装置とプライマリ装置の間でどちらがアクティブな装置になるかのネゴシエーションが行われていることを示します。
同期 (SYNC) – セカンダリ装置が設定またはファームウェアの同期をプライマリ装置に対して行っていることを示します。
エラー (ERROR) – セカンダリ装置がエラーの状態になっていることを示します。
再起動 (REBOOT) – セカンダリ装置が再起動中であることを示します。
なし (NONE) – セカンダリ装置に表示される「なし (NONE)」は、HA 機能がセカンダリ装置で有効になっていないことを示します。プライマリ装置に表示される「なし (NONE)」は、プライマリ装置がセカンダリ装置からのハートビートを受信していないことを示します。
アクティブ アップ タイム - 現時点でアクティブなファイアウォールがアクティブな状態になってからの経過時間を示します。この行は、高可用性機能が有効になっているときにのみ表示されます。プライマリ SonicWALL で障害が発生した場合は、セカンダリ SonicWALL がプライマリ SonicWALL の LAN と WAN の IP アドレスを引き継ぎます。高可用性ペアの状況を確認する主な 3 つの方法 (以下のセクションで説明) は次のとおりです。
高可用性 > 状況」ページ
ノード状況 - アクティブ/アクティブ クラスタリングが有効であるかどうかを示します。
発見した相手先 - プライマリ装置がセカンダリ装置を検出しているかどうかを示します。「」または「」のどちらかの値をとります。
同期された設定 - プライマリ装置とセカンダリ装置の間で HA 設定が同期されているかどうかを示します。「」または「」のどちらかの値をとります。
ステートフル HA 同期済み - プライマリ装置とセカンダリ装置の間でステートフル同期設定が同期されているかどうかを示します。「」または「」のどちらかの値をとります。

高可用性の設定

高可用性モード - アクティブな SonicWALL を判別する方法の 1 つは、「高可用性 > 設定」ページで HA 設定状況インジケータを確認することです。プライマリ SonicWALL がアクティブな場合は、ページの 1 行目でプライマリ SonicWALL が現在アクティブであることが示されます。セカンダリ SonicWALL の LAN IP アドレスにログインすることで、セカンダリ SonicWALL の状況を確認することもできます。プライマリ SonicWALL が正常に動作している場合は、セカンダリ SonicWALL が現在スタンバイであるという状況が示されます。セカンダリがプライマリを引き継ぐと、セカンダリが現在アクティブであることが状況に示されます。プライマリ SonicWALL で障害が発生した場合は、プライマリ SonicWALL の LAN IP アドレスまたはセカンダリ SonicWALL の LAN IP アドレスで、セカンダリ SonicWALL の管理インターフェースにアクセスできます。障害の後で再起動したプライマリSonicWALL には、設定の際に作成する 3 番目の IP アドレスでアクセスできます。復旧時の自動回復が有効になっている場合は、プライマリ SonicWALL がアクティブなファイアウォールになり、セカンダリ ファイアウォールはスタンバイ状態に戻ります。
高可用性制御リンク – 2 つのファイアウォールが指定された HA インターフェースによって接続されている場合に、HA リンクのポート、速度、通信方式の設定を示します (例: HA 1000 Mbps 全二重)。高可用性機能が有効になっていない場合は、「無効」と表示されます。
HA データ リンク – 2 つのファイアウォールが指定された HA インターフェースによって接続されている場合に、HA リンクのポート、速度、通信方式の設定を示します (例: HA 1000 Mbps 全二重)。高可用性機能が有効になっていない場合は、「無効」と表示されます。
高可用性ライセンス
プライマリ ステートフル HA 購読済 - プライマリ装置にステートフル HA のライセンスがあるかどうかを示します。「」または「」のどちらかの値をとります。
セカンダリ ステートフル HA 購読済 - セカンダリ装置にステートフル HA のライセンスがあるかどうかを示します。「」または「」のどちらかの値をとります。ステートフル HA ライセンスはプライマリ装置と共有されますが、SonicWALL ライセンス サーバとの同期を行うには、セカンダリ装置の LAN 管理 IP アドレスへのログイン中に mysonicwall.com にアクセスする必要があります。
プライマリ アクティブ/アクティブ購読済 - プライマリ装置にアクティブ/アクティブのライセンスがあるかどうかを示します。「」または「」のどちらかの値をとります。