「ログ監視」テーブルの機能

ログ監視」テーブルには、結果内の移動、結果の表示、結果のエクスポートを行うためのさまざまな設定があります。テーブルの列をカスタマイズして、イベントのデータをすべて表示したり、必要なデータのみを表示したりできます。テーブルの登録は昇順または降順で並べ替えて表示できます。

ログ監視」テーブルの登録を並べ替えるには、列見出しを選択します。登録は昇順または降順で並べ替えられます。列登録の右側にある矢印が、並べ替え状況を示します。下向きの矢印は昇順を意味します。上向きの矢印は降順を示します。

ログ監視」テーブルの最上行には次の各種機能項目があります。

「ログ イベント開始時間」メニュー

ログ イベント開始時間」メニューでは、ログ イベントを表示する時間間隔を選択できます。時間間隔として最新 30 分間から最新 30 日間の範囲内から選択するか、データベースの全ログ イベントを選択します。

機能ボタン

機能ボタンは、ログ監視のさまざまな機能を実行します。ボタンの上にカーソルを置くと、そのボタンの説明が表示されます。

次の表に、機能ボタンの説明を示します。

 

表 20. ログ監視:機能ボタン

ボタン

機能

説明

CSV ファイルとしてログをエクスポートする

このボタンを選択すると、ログをカンマ区切り値 (CSV) 形式で表示または保存するダイアログが表示されます。この形式は、Excel またはその他のプレゼンテーション開発アプリケーションへのインポートに使用します。

プレーン テキスト ファイルとしてログをエクスポートする

このボタンを選択すると、ログをプレーン テキスト形式で保存するダイアログが表示されます。「ログ > 自動化」ページで、電子メール用にプレーン テキストと HTML の 2 つの形式のどちらかを設定できます。

表示列の選択

このボタンを選択すると、「ログ監視」テーブルに表示する列を選択するダイアログが表示されます。

再表示の強制

このボタンを選択すると、「ログ監視」テーブルの情報が更新されます。

電子メール アドレスへログを送信

このボタンを選択すると、設定した電子メール アドレスにすべてのログが送信されます。

すべてのログのクリア

このボタンを選択すると、保存されているすべてのログが削除されます。

状況

このボタンを選択すると、データベース内のログの総数と、状況種別ごとの最新報告時刻が表示されます。

「再表示」フィールドとトグル ボタン

テーブルの右端にある「再表示」フィールドには、イベント ログ データベースのイベントで「ログ監視」テーブルを更新する頻度を指定できます。既定では 60 秒おきに再表示されますが、それ以外の時間間隔も指定できます。すべての出力を即座に再表示するには、「再表示」ボックスの右にある停止/再生トグル ボタンを選択します。

停止/再生トグル ボタンは、「ログ監視」テーブルの内容の再表示を開始または停止します。これは、「ログ監視」テーブルが非常にビジーで絶え間なく再表示される場合に役立ちます。ユーザは画面の再表示を停止することによって、メッセージを確認するのに必要な時間を確保できます。

データの表示

ログ監視はテーブルに表示され、列を基準にして並べ替えることができます。

テーブルに表示する列を選択するには、次の操作を行います。
1
ツール」ボタンを選択します。

表示する列の選択」ポップアップ ウィンドウが表示されます。

2
3
適用」を選択します。

ログ テーブルには次の既定の列があります。

時間 - イベントの日時。
ID - イベントの識別番号。「ID」は、GMS または Syslog を使用する場合に特に役立ちます。「ID」は Syslog パケットに表示され、生成されるレポート内でデータを識別するために使用します。
種別 - イベントの設定を見つけやすく、また設定しやすくするために、イベントを種別ごと、グループごと、イベントごとのいずれで表示するかを「表示列の選択」ダイアログで選択できます。
優先順位 - ログ イベントに関連付けられた優先順位。Syslog では、次の 8 種類の優先順位でメッセージが分類されます。緊急、警告、重大、エラー、注意、通告、情報、デバッグ。
送信元インターフェース - 送信元ネットワークと IP アドレスが表示されます。
送信先インターフェース - 送信先ネットワークと IP アドレスが表示されます。
送信元IP - 送信元 IP アドレスが表示されます。
送信元ポート - 送信元ポートが表示されます。
送信先IP - 送信先 IP アドレスが表示されます。
送信先ポート - 送信先ポートが表示されます。
IP プロトコル - 使用されている IP プロトコル (TCP または IP)
ユーザ名 - 発信元のユーザ名が表示されます。
アプリケーション - ネットワークにアクセスするアプリケーションが表示されます。
補足 - イベントに関する動的な詳細情報が表示されます。
メッセージ - イベントに関する全般的な説明が表示されます。
補足:時間」列、「ID」列、および「メッセージ」列は必ず表示され、カスタマイズによって非表示にすることはできません。
補足:特定のログ イベントの詳細については、『SonicOS ログ イベント リファレンス ガイド』を参照してください。