NetExtender の使用

NetExtender は、ウィンドウズ、Mac、Linux ユーザ用の SSL VPN クライアントであり、透過的にダウンロードされ、会社のネットワーク上で任意のアプリケーションを安全に実行できるようにします。NetExtender はポイントツーポイント プロトコル (PPP) を使用することにより、リモート クライアントがローカル ネットワーク上のリソースにシームレスにアクセスできるようにします。ユーザは、次の 2 通りの方法で NetExtender にアクセスできます。

トピック:

ユーザの前提条件

ウィンドウズ クライアントの前提条件:

ウィンドウズ クライアントで NetExtender を使用するには、以下の前提条件を満たさなければなりません。

MacOS クライアントの前提条件:

MacOS クライアントで NetExtender を使用するには、以下の前提条件を満たさなければなりません。

Linux クライアントの前提条件:

Linux クライアントで NetExtender を使用するには、以下の前提条件を満たさなければなりません。

ユーザ設定タスク

SonicWALL NetExtender は、リモート ユーザがリモート ネットワークにセキュアな方法で接続できるようにするソフトウェア アプリケーションです。NetExtender によって、リモート ユーザはリモート ネットワークに仮想的に参加することができます。ネットワーク ドライブをマウントする、ファイルをアップロード/ダウンロードする、リソースにアクセスするなどの作業をローカル ネットワークにいる感覚で実行することができます。

 

表 143. プラットフォーム別インストールおよび使用手順

プラットフォーム

セクション

Windows

MacOS

Linux[linux]

Mozilla Firefox ブラウザによる NetExtender のインストール
Mozilla Firefox ブラウザを用いて NetExtender を初めて使う場合は、以下の手順に従います。
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NetExtender」ボタンを選択します。

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許可サイト - アドオンのインストール」ダイアログが表示されます。アドレス フィールドには仮想オフィス サーバのアドレスが入力されています。「許可」を選択して仮想オフィスからNetExtender をインストールできるようにし、「閉じる」を選択します。

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仮想オフィス」ダイアログに戻り、再び「NetExtender」を選択します。
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ソフトウェアのインストール」ダイアログが表示されます。5 秒後、「今すぐインストール」ボタンが使用可能になります。これを選択します。
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NetExtender のインストールが完了すると、「NetExtender 状況」ダイアログが表示され、NetExtender が正常に接続されたことが示されます。

このウィンドウを閉じる (ウィンドウ右上隅の X アイコンを選択する) 操作を行っても NetExtender セッションは終了せず、最小化されてシステム トレイに格納されるだけです。

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NetExtender 状況」ウィンドウの各フィールドの意味は、次のとおりです。
 

表 144. 「NetExtender 状況」ウィンドウ

フィールド

説明

状況

NetExtender クライアントの動作状態 (接続中または切断)

サーバ

NetExtender クライアントが接続しているサーバの名前

クライアント IP

NetExtender クライアントに設定された IP アドレス

送信

NetExtender クライアントが最初の接続以降に送信したトラフィック量

受信

NetExtender クライアントが最初の接続以降に受信したトラフィック量

経過時間

NetExtender の接続時間 (日時分秒)

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NetExtender アイコン がタスク バーに表示されます。

インターネット エクスプローラ ブラウザによる NetExtender のインストール SonicWALL SSL VPN の NetExtender は、マイクロソフト ウィンドウズ Vista の 32 ビット版および 64 ビット版に完全に適合しており、その他のウィンドウズ オペレーティング システムの場合と同じ機能をサポートしています。

インターネット エクスプローラの前提条件

SonicWALL の URL またはドメイン名を、インターネット エクスプローラの信頼済みサイトの一覧に追加することをお勧めします。これで、セキュリティに関する警告が表示される回数が減るので、NetExtender をインストールしてログインする手順が簡単になります。

インターネット エクスプローラの信頼済みサイトの一覧にサイトを追加するには、以下の手順に従います。
1
インターネット エクスプローラの「ツール > インターネット オプション」を選択します。
2
セキュリティ」タブを選択します。
3
信頼済みサイト アイコンを選択し、「サイト」ボタンを選択して「信頼済みサイト」ウィンドウを開きます。

4
SonicWALL の URL かドメイン名を「次の Web サイトをゾーンに追加する」フィールドに入力し、「追加」を選択します。
5
信頼済みサイト」ウィンドウと「インターネット オプション」ウィンドウで「OK」を選択します。
インターネット エクスプローラからの NetExtender のインストール
インターネット エクスプローラ ブラウザを用いて NetExtender を初めてインストールして起動するには、以下の手順に従います。
1
2
NetExtender」ボタンを選択します。

3

4
この設定手順の説明を表示するには、「SSL VPN サーバのアドレスを信頼済みサイトに追加する手順」を選択します。

5
インターネット エクスプローラの「ツール > インターネット オプション」を選択します。
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セキュリティ」タブを選択します。
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信頼済みサイト アイコンを選択し、「サイト」ボタンを選択して「信頼済みサイト」ウィンドウを開きます。

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SonicWALL の URL かドメイン名を「この Web サイトをゾーンに追加する」フィールドに入力し、「追加」を選択します。
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信頼済みサイト」ウィンドウと「インターネット オプション」ウィンドウで「OK」を選択します。
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SSL VPN ポータルに戻り、「NetExtender」ボタンを選択します。NetExtender スタンドアロン アプリケーションがコンピュータに自動的にインストールされます。NetExtender のインストーラ ウィンドウが開きます。

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NetExtender がウィンドウズ ロゴ テストに合格していない、という警告メッセージが表示された場合は、「続行」を選択します。SonicWALL では、NetExtender が Windows Vista、XP、2000、2003 およびそれ以降と完全に適合していることを確認済みです。

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NetExtender のインストールが完了すると、「NetExtender 状況」ウィンドウが表示され、NetExtender の接続が正常に確立されたことが示されます。

NetExtender をコンピュータから直接起動する

NetExtender に初めてアクセスしてインストールを済ませた後は、最初に SSL VPN ポータルに入らなくてもコンピュータから直接 NetExtender を起動することができます。

NetExtender を起動するには、以下の手順に従います。
1
スタート > すべてのプログラム」を選択します。
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SSL VPN NetExtender」フォルダを選択し、「SonicWALL SSL VPN NetExtender」を選択します。NetExtender のログイン ウィンドウが表示されます。
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前回接続したサーバの IP アドレスが「SSL VPN サーバ」フィールドに表示されています。最近接続したサーバの一覧を表示するには、矢印を選択します。

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前回接続したドメインが「ドメイン」フィールドに表示されます。
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NetExtender のプリファレンスの設定

以下の手順に従って、NetExtender のプリファレンスを設定します。

1
2
「設定情報」を選択します。「NetExtender の設定情報」ダイアログが表示されます。
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接続プロファイル」タブに、これまで使用した SSL VPN 接続のプロファイル (サーバの IP アドレス、ドメイン、ユーザ名など) が表示されます。

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特定のプロファイルを削除するには、強調表示にして「削除」ボタンを選択します。すべての接続プロファイルを削除するには、「すべて削除」ボタンを選択します。
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設定」タブでは、NetExtender の動作をカスタマイズできます。

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コンピュータの起動時に NetExtender による接続を自動的に行うように設定するには、「接続プロファイルで自動的に接続」チェックボックスをオンにし、ドロップダウン メニューから適切な接続プロファイルを選択します。
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コンピュータへのログイン時に NetExtender が起動されるように設定するには、「NetExtender UI を自動的に開始する」チェックボックスをオンにします。この場合、起動された NetExtender はシステム トレイ内のアイコンとしてのみ表示されます。NetExtender のログイン ウィンドウが表示されるようにするには、「NetExtender UI を表示する」チェックボックスをオンにします。
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NetExtender アイコンがシステム トレイに表示されるようにするには、「NetExtender ウィンドウが閉じられたとき最小化してトレイに格納する」チェックボックスをオンにします。このオプションがオフの場合、NetExtender UI にアクセスする手段はウィンドウズのプログラム メニューのみとなります。
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接続が途絶えたときに NetExtender が再接続を試行するように設定するには、「接続が切れたときは自動的に再接続する」チェックボックスをオンにします。
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セッションを終了するたびに NetExtender がアンインストールされるように設定するには、「NetExtender を自動的にアンインストールする」チェックボックスをオンにします。
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適用」を選択します。
NetExtender の接続スクリプトの設定

SonicWALL SSL VPN には、NetExtender の接続が確立されたときと切断されたときにバッチ ファイル スクリプトを実行する機能があります。これらのスクリプトを使えば、ネットワーク ドライブやプリンタのマッピングと切断、アプリケーションの起動、ファイルやウェブサイトの表示などを行うことができます。

NetExtender の接続スクリプトを設定するには、以下の手順に従います。
1
タスク バー内の NetExtender アイコン を右クリックし、「設定情報」を選択します。「NetExtender の設定情報」ダイアログが表示されます。
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接続スクリプト」を選択します。

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ドメイン ログイン スクリプトを有効にするには、「ドメイン ログイン スクリプトの実行を試行する」チェックボックスをオンにします。このオプションがオンの場合、NetExtender はドメイン コントローラとの通信を行ってログイン スクリプトの実行を試みます。
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NetExtender の接続確立時に実行されるスクリプトを有効にするには、「バッチ ファイルNxConnect.bat を自動的に実行する」チェックボックスをオンにします。
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NetExtender の切断時に実行されるスクリプトを有効にするには、「バッチ ファイルNxDisconnect.bat を自動的に実行する」チェックボックスをオンにします。
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スクリプトのコンソール ウィンドウを非表示にするには、対応する「コンソール ウィンドウを隠す」チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにしないと、スクリプトの実行中に DOS コンソール ウィンドウが開いたままになります。
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適用」を選択します。
バッチ ファイル コマンドの設定

NetExtender の接続スクリプトでは任意の有効なバッチ ファイル コマンドを使用できます。バッチ ファイルの詳細については、Wikipedia の項目http://en.wikipedia.org/wiki/.bat を参照してください。以下では、頻繁に使われるバッチ ファイル コマンドを紹介します。

NetExtender の接続確立時に実行されるスクリプトを設定するには、「NxConnect.bat の編集」ボタンを選択します。NxConnect.bat ファイルが表示されます。
NetExtender の切断時に実行されるスクリプトを設定するには、「NxDisconnect.bat の編集」ボタンを選択します。NxConnect.bat ファイルが表示されます。
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既定のNxConnect.batファイルには設定可能なコマンドの例が記載されていますが、実際のコマンドは含まれていません。コマンドを追加するときは、ファイルの一番最後までスクロールしてください。

ネットワーク ドライブをマッピングするには、次の形式のコマンドを入力します。

net use ドライブ文字\\サーバ名\共有 パスワード /user:ドメイン\ユーザ名

たとえば、ドライブ文字がZで、サーバ名がengineering、共有がdocs、パスワードが1234、ユーザのドメインがeng、ユーザ名がadminなら、コマンドは次のようになります。

net use z\\engineering\docs 1234 /user:eng\admin

net use ドライブ文字:/delete

たとえば、ネットワーク ドライブ Z を切断するには、次のコマンドを入力します。

net use z:/delete

net use LPT1 \\サーバ名\プリンタ名 /user:ドメイン名\ユーザ名

たとえば、サーバ名がengineeringで、プリンタ名がcolor-print1、ドメイン名がeng、ユーザ名が admin のとき、コマンドは次のようになります。

net use LPT1 ¥¥engineering¥color-print1 /user:eng¥admin

net use LPT1 /delete

C:\アプリケーションへのパス\アプリケーション.exe

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C:¥Program Files¥Microsoft Office¥OFFICE11¥outlook.exe

start http://www.website.com

C:\ファイルへのパス\myFile.doc

スクリプトの編集が完了したら、ファイルを保存して閉じます。

プロキシの設定

SonicWALL SSL VPN は、プロキシ設定を使用した NetExtender セッションをサポートしています。現在サポートされているのは、HTTPS プロキシのみです。NetExtender をウェブ ポータルから起動する場合、プロキシ アクセスを行うようにブラウザが既に設定されているときは、NetExtenderが自動的にそのプロキシ設定を継承します。

NetExtender のプロキシ設定を手動で設定するには、以下の手順に従います。
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タスク バー内の NetExtender アイコン を右クリックします。
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設定情報」を選択します。「NetExtender の設定情報」ダイアログが表示されます。
3
プロキシ」を選択します。

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プロキシ設定を有効にする」チェックボックスをオンにします。
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設定を自動検出する - この設定を使用するには、プロキシ サーバが Web Proxy Auto Discovery Protocol (WPAD) プロトコルをサポートしていて、プロキシ設定スクリプトをクライアントに自動送信できる必要があります。
自動設定スクリプトを使用する - プロキシ設定スクリプトの場所がわかっている場合は、このオプションを選択し、スクリプトの URL を「アドレス」フィールドに入力します。
プロキシ サーバを使用する - このオプションを選択した場合は、使用するプロキシ サーバのアドレスポートをそれぞれのフィールドに入力します。また、「プロキシのバイパス」フィールドに IP アドレスまたはドメインを入力することで、プロキシ サーバをバイパスするそれらのアドレスに直接接続できます。必要に応じて、プロキシ サーバ用のユーザ名パスワードも入力できます。プロキシ サーバがユーザ名とパスワードを要求しているのに「プリファレンス」ウィンドウでそれらを指定していない場合は、最初の接続時に NetExtender のポップアップ ウィンドウが表示され、その入力を求められます。

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インターネット エクスプローラのプロキシ設定」ボタンを選択し、インターネット エクスプローラのプロキシ設定を表示します。
NetExtender ログの表示

NetExtender のログには、NetExtender セッションのイベントに関する情報が表示されます。ログはNetExtender.dbgという名前のファイルに記録されます。このファイルが保存されているディレクトリは、C:\Program Files\SonicWALL\SSL VPN\NetExtender です。NetExtender のログを表示するには、システム トレイ内の NetExtender アイコンを右クリックし、「ログの表示」を選択します。

ログ メッセージの詳細を表示するには、対象のログ エントリをダブルクリックするか、または「表示 > ログの詳細」を選択して、「ログの詳細」ペインを開きます。

ログを保存するには、エクスポート アイコンを選択するか、または「ログ > エクスポート」に移動します。

ログにフィルタを適用して特定期間のエントリのみを表示するには、「フィルタ」メニューで表示対象とする期間を選択します。

ログにフィルタを適用して特定タイプのエントリのみを表示するには、「フィルタ > レベル」を選択し、いずれかのレベルの種別を選択します。選択可能な種別は、重大度レベルの高いものから順に、「致命的」、「エラー」、「警告」、および「情報」です。重大度レベルを選択した場合、ログには、そのレベルに一致するすべてのエントリと、そのレベルより重大度が高いすべてのエントリが表示されます。たとえば、「エラー」のレベルを選択した場合は、「エラー」および「致命的」のすべてのエントリがログに表示されますが、「警告」または「情報」のエントリは表示されません。

デバッグ ログを表示するには、「デバッグ ログ」アイコンを選択するか、または「ログ > デバッグ ログ」に移動します。

ログを消去するには、「ログ > ログの消去」を選択します。

NetExtender の切断
NetExtender を切断するには、以下の手順に従います。
1
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NetExtender アイコンをダブルクリックして「NetExtender」ウィンドウを開き、「切断」ボタンを選択する方法でも切断が可能です。

NetExtender が切断されると NetExtender ウィンドウが表示され、NetExtender を「再接続」するか「閉じる」かを選択できる状態になります。

NetExtender のアップグレード

管理者は、NetExtender の新しいアップデートが利用可能になったらユーザに自動で通知するようにNetExtender を設定することができます。表示されるメッセージの指示に従って「OK」を選択すると、アップデートが SonicWALL からダウンロードされてインストールされます。

自動アップデート通知の設定を行っていない場合は、最新バージョンへのアップグレードを確実に実行できるようにするために、NetExtender を定期的に仮想オフィスから起動する必要があります。アップデートを手動でチェックする必要があるかどうかについては、管理者に問い合わせてください。

NetExtender のアンインストール

NetExtender ユーティリティはコンピュータに自動的にインストールされます。NetExtender を削除するには、「スタート > すべてのプログラム」を選択し、「SonicWALL SSL VPN NetExtender」を選択して、「アンインストール」を選択します。

セッションの切断時に NetExtender を自動的にアンインストールするように設定することもできます。この設定を行うには、以下の手順に従います。

1
システム トレイ内の NetExtender アイコン を右クリックし、「設定情報」を選択します。「NetExtender の設定情報」ウィンドウが表示されます。
2
設定」タブを選択します。
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セッションを終了するたびに NetExtender がアンインストールされるように設定するには、「NetExtender を自動的にアンインストールする」チェックボックスをオンにします。
システム トレイで NetExtender の動作を確認する

システム トレイで NetExtender のオプションを表示するには、システム トレイ内の NetExtender アイコンを右クリックします。以下では、システム トレイから実行可能なタスクの一部について説明します。

ルート情報の表示

NetExtender がどのルートでシステムにインストールされたか表示するには、システム トレイ メニューで「ルート情報」オプションを選択します。既定のルートと、それに関連付けられているサブネット マスクがシステム トレイ メニューに表示されます。

接続情報の表示

システム トレイ内の NetExtender アイコンをマウスでポイントすると、接続情報が表示されます。

MacOS での NetExtender のインストール

SonicWALL SSL VPN は、MacOS 上で NetExtender をサポートしています。MacOS システムで NetExtender を使用するには、システムが以下の条件を満たしていなければなりません。

NetExtender を MacOS システムにインストールするには、以下の手順に従います。
1
2
NetExtender」ボタンを選択します。
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MacOS での NetExtender の使用
1
NetExtender を起動するには、「Finder」の「アプリケーション」フォルダを開き、NetExtender.appをダブルクリックします。

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初回の接続時には、「SSL VPN サーバ」フィールドにサーバの名前または IP アドレスを入力する必要があります。
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初回の接続時には、ドメイン名を「ドメイン」フィールドに入力する必要があります。
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接続」を選択します。
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次回以降のために NetExtender にプロファイル サーバ名を記憶させることができます。「プロファイルの保存」ドロップダウン メニューから、「名前とパスワードを保存 (許可されている場合)」、「ユーザ名のみ保存 (許可されている場合)」、または「プロファイルを保存しない」を選択できます。
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NetExtender に用意されているルートを表示するには、「NetExtender」メニューを開いて、「ルート」を選択します。

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NetExtender のログを表示するには、「ウィンドウ > ログ」を選択します。

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保存」を選択して診断レポートを保存します。診断レポートは、既定ではnxdiag.txtというファイル名で NetExtender ディレクトリに保存されます。
Linux での NetExtender のインストールと使用

SonicWALL SSL VPN は、Linux 上で NetExtender をサポートしています。Linux システムでNetExtender を使用するには、システムが以下の条件を満たしていなければなりません。

NetExtender を Linux システムにインストールするには、以下の手順に従います。
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2
NetExtender」ボタンを選択します。NetExtender.tgzファイルを開く選択をしたことを示すポップアップ ウィンドウが表示されます。「OK」を選択し、ファイルを既定のダウンロード ディレクトリに保存します。

3
コマンドライン インターフェースを使用して NetExtender をインストールするには、NetExtender.tgzファイルが保存されているディレクトリに移動して、tar -zxf NetExtender.tgzコマンドを入力します。

4
cd netExtenderClientコマンドを入力します。
5
./installと入力して、NetExtender をインストールします。
6
NetExtender.tgzファイルを起動し、NetExtender インストーラの指示に従ってインストールを行います。新しく作成される netExtender ディレクトリに NetExtender へのショートカットが格納されます。 このショートカットはデスクトップまたはツールバーにドラッグすることができます。

7
初回の接続時には、「SSL VPN サーバ」フィールドにサーバの名前または IP アドレスを入力する必要があります。入力したサーバ名は保存され、次回の接続時からは既に入力された状態で表示されます。

8
9
初回の接続時には、ドメイン名を「ドメイン」フィールドに入力する必要があります。入力したドメイン名は保存され、次回の接続時からは既に入力された状態で表示されます。
10
NetExtender のルートを表示するには、「NetExtender」メニューを開いて、「ルート」を選択します。

11
NetExtender のログを表示するには、「NetExtender > ログ」を選択します。

12

13
保存」を選択して診断レポートを保存します。 診断レポートは、既定ではnxdiag.txtというファイル名で NetExtender ディレクトリに保存されます。