セキュリティ サービス > クライアント CF 強制

Dell SonicWALL クライアント CF 強制は、企業、学校、図書館、政府機関において、保護や生産性に関するポリシーを確実に適用します。Dell SonicWALL は、拡張性に優れた動的なデータベースを活用して、不適切で非生産的なウェブ コンテンツを遮断する、革新的なコンテンツ フィルタ アーキテクチャを構築しました。

クライアント CF 強制は、制御と柔軟性を理想的な組み合わせで提供し、最高水準の保護と生産性を確保します。クライアント CF 強制は、個々のユーザによる不適切なコンテンツへのアクセスを防止するとともに、組織の責任を軽減し、生産性を高めます。ウェブ サイトは、その中に含まれるコンテンツの種類に基づいて評価されます。コンテンツ フィルタ サービス (CFS) は、ウェブ サイトの評価と、そのユーザまたはグループに対するポリシー設定に基づいて、サイトへのアクセスを遮断または許可します。

企業は通常、装置上にフィルタ ポリシーを設定することによって、セキュリティ装置の境界内で閲覧が開始された場合のウェブ閲覧動作やコンテンツを制御することができます。ただし、その機器が境界の外に出ると、制御は失われます。クライアント CF 強制は、セキュリティ装置の境界外でも不適切で非生産的なウェブ コンテンツを遮断することにより、このギャップを埋めることを目的とします。

Dell SonicWALL セキュリティ装置をクライアント CF 強制と併用することで、すべてのエンドポイントに、ネットワークを最大限に保護するための最新ソフトウェア アップデートを自動的に、かつ一貫して確実に適用することができます。クライアントは、Windows と Mac PC の両方で動作するように設計されています。

クライアント CF 強制は、以下の 3 つの主要コンポーネントで構成されています。

トピック:

クライアント CF 強制の有効化と設定

このセクションでは、SonicOS におけるクライアント CF 強制の有効化と設定方法について説明します。

クライアント CF 強制のインストールを求める、ウェブ サイト遮断ページをユーザに表示する前に、クライアント CF 強制を Dell SonicWALL 装置上で有効化しておく必要があります。

セキュリティ サービスにおけるクライアント CF 強制の設定

クライアント CF 強制を設定するには、Dell SonicWALL 装置で以下の手順を実行します。
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セキュリティ サービス > クライアント CF 強制」ページに移動します。

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クライアント CF 強制ポリシー」セクションで、CFS 強制ポリシーを有効とする「有効期間」の日数をドロップダウン リストから選択します。

クライアント CF 強制リスト」セクションには、クライアント CF 強制リストと、クライアント CF 強制除外リストを含むテーブルがあります。

いずれかのリストを設定するには、そのリストの設定アイコンを選択します。「アドレス オブジェクト グループの編集」ウィンドウが表示されます。表示されたリストから、グループに含める値または含めない値を選択します。

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クライアント CF 強制リストと、クライアント CF 強制除外リストに対し、リストにエントリを作成済みである場合は、リスト タイトルの横にある矢印をクリックすることによって、エントリを表示できます。いずれかのリストにエントリを追加するには、その行の設定アイコンを選択します。
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アドレスが上記のリストのいずれにも該当しないコンピュータの既定の強制」というラベルの付いたフィールドで、ドロップダウン リストから「クライアント CF 強制」を選択します。このフィールドは、「クライアント CF 強制リスト」セクションの下にあります。これを選択すると、装置を介してインターネットに接続する他のすべてのコンピュータにおいて、強制クライアントのインストールを促すメッセージが表示されます。設定済みのコンピュータのみにサービスを適用する場合は、ドロップダウン リストから「なし」を選択できます。
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適用」を選択します。