ネットワーク アンチウイルス サービスの有効化については、ゲートウェイ アンチウイルス、アンチスパイウェア、および IPS サービスのライセンスの有効化 を参照してください。
「クライアント アンチウイルス ポリシー」セクションでは、次の機能を使用できます。
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保護ゾーンから公開ゾーンへのポリシーを無効にする - このオプションが選択されていない場合は、保護ゾーンに配置されたコンピュータに対してアンチウイルス ポリシーが執行されます。このオプションを選択すると、保護ゾーン (たとえば LAN) 上のコンピュータから公開ゾーン (たとえばDMZ) 上のコンピュータへのアクセスが可能になります。 このアクセスは、LAN のコンピュータにアンチウイルス ソフトウェアがインストールされていない場合でも可能になります。
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Kaspersky 強制リストのクライアントを McAfee AV から Kaspersky AV に切り替える - 選択すると、Kaspersky 強制リストのクライアントのために McAfee AV ではなく Kaspersky AV が使用されます。
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アップデート強制執行の猶予日数 - ここで、インターネットにアクセスする最大日数を定義しておくと、その日数が経過したときに、最新のウイルス更新ファイルが強制的にダウンロードされます。0 ~ 5 日を選択します。既定は 5 です。
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警告レベルに基づくアップデートの強制執行 - Dell SonicWALL は、アンチウイルスを購読しているすべての SonicWALL 装置に対して、ウイルス警告をブロードキャストします。利用可能警告レベルは 3 つあり、そのうちの 2 つ以上を選択することができます。このオプションが選択されている状態で警告を受け取った場合、ユーザは VirusScan ASaP を最新版に更新してからでないと、インターネットにアクセスできません。このオプションは、「アップデート強制執行前の最大猶予日数」の選択よりも優先されます。また、すべてのウイルス警告がログ採取されるとともに、警告メッセージが管理者に送信されます。
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低リスク - 現場で報告されておらず、今後も現場で発見される可能性が低いと考えられるウイルスは、低リスクです。このようなウイルスに非常に深刻な損害または予測できない損害をもたらす能力があるとしても、リスクは低いままです。
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中リスク - 現場でウイルスが見つかり、そのウイルスに一般的でない感染メカニズムが使用されている場合、中リスクと見なされます。発生率が低く、深刻な損害をもたらす能力がない場合には、低リスクに格下げできます。逆に、ウイルスの感染が拡大している場合には、高リスクに格上げできます。
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高リスク - 高いリスク評価を割り当てるには、現場でウイルスが頻繁に報告されていることが必要です。さらに、少なくともそのウイルスに何らかの深刻な損害を与える能力があることが必要です。非常に深刻な損害、または予測できない損害が発生する場合には、発生率が低い場合でも高リスクを割り当ててください。
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すべてのコンピュータに対しアンチウイルスのポリシーを強制する - このオプションを選択するとインターネットまたは DMZ へのアクセスに使用される VirusScan ASaP が強制的にコンピュータにインストールされます。これが既定の設定です。
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指定するアドレス範囲のコンピュータに対しアンチウイルスを強制する - このオプションを選択すると、管理者はアンチウイルスの強制を受ける IP アドレスの範囲を定義できます。このオプションを選択する場合は、強制する IP アドレスの範囲を指定します。強制の対象とするコンピュータは、指定した IP アドレスの範囲に静的 IP アドレスを持たなければなりません。最大 64 個の IP アドレス範囲を強制の対象として入力できます。「追加」をクリックして「アンチウイルス範囲の登録を追加する」ウィンドウを表示し、IP アドレス範囲を入力します。
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指定するアドレス範囲以外のコンピュータに対しアンチウイルスを強制する - このオプションを選択すると、管理者はアンチウイルスの強制から除外する IP アドレスの範囲を定義できます。このオプションを選択する場合は、除外する IP アドレスの範囲を指定します。インターネット アクセスの制限の対象としないコンピュータは、指定した IP アドレスの範囲に静的 IP アドレスを持たなければなりません。最大 64 個の IP アドレス範囲を入力できます。「追加」をクリックして「アンチウイルス範囲の登録を追加する」ウィンドウを表示し、IP アドレス範囲を入力します。
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