テクニカル サポート レポート

テクニカル サポート レポートでは、Dell SonicWALL セキュリティ装置の設定と状況に関する詳細レポートを生成し、「レポートのダウンロード」ボタンを使用してレポートをローカルのハード ディスクに保存できます。保存したファイルは、SonicWALL テクニカル サポートに電子メールで送ることによって問題の解決に役立てることができます。

テクニカル サポート レポートを電子メールで Dell SonicWALL テクニカル サポート チームに送信する前に、https://www.mysonicwall.com にあるテクニカル サポート リクエスト フォームに必要事項を記入してください。フォームを送信すると、一意のケース番号が返されます。SonicWALL テクニカル サポートがより良いサービスを提供できるように、お問い合わせの際には必ずこのケース番号を記入してください。

テクニカル サポート レポートの生成

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テクニカル サポート レポート」セクションで、以下のレポート オプションのいずれかを選択します。
機密情報が含まれた鍵 - 事前共有鍵、暗号鍵、および認証鍵をレポートに保存します。
ARP キャッシュ - IP アドレスと、MAC アドレスまたは物理アドレスとの対応関係を示すテーブルを保存します。
DHCP バインディング - SonicWALL DHCP サーバからのエントリを保存します。
IKE 情報 - アクティブな IKE 設定に関する現在の情報を保存します。
SonicPointN 診断 — SonicPoint-N でエラーや再起動が発生した場合にログ データを一覧表示します。
現在使用中ユーザ一覧 — 現在ログインしている動作中のローカルおよびリモート ユーザを一覧表示します。既定で選択されています。
無動作ユーザ - セッションが停止中のユーザを一覧表示します。既定で選択されています。
ユーザ詳細 — グループ メンバーシップ、CFS ポリシー、VPN クライアント ネットワーク、およびその他の情報を管理している場合に、ユーザ セッションの詳細情報を追加で一覧表示します。この詳細レポートを入手するには、「現在のユーザ レポート」チェックボックスを有効にしておく必要があります。既定で選択されています。
地域 IP/ボットネット キャッシュ - 現在キャッシュされている地域 IP/ボットネット情報を保存します。
レポートのデバッグ情報 — ダウンロードする TSR にデバッグ情報を含めるかどうかを指定します。既定で選択されています。

TSR は、GUI メニューのカテゴリの第 2 レベル ノードに基づいて読みやすい形式で作成されます。レポートの最後のカテゴリとしてデバッグ情報を含めるかどうかを制御します。デバッグ情報に含まれる情報は、サポート エンジニアによって一般的には使用されませんが、特定の状況では役立つ可能性があります。

デバッグ情報は、#Debug Information_START および #Debug Information_END タグによって囲まれます。

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レポートのダウンロード」を選択して、システムにレポート ファイルを保存します。「レポートのダウンロード」を選択すると、警告メッセージが表示されます。
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OK」を選択してファイルを保存します。テクニカル サポート リクエストの電子メールにレポートを添付します。
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TSR、システム プリファレンス、およびトレース ログを SonicWALL 技術部 (SonicWALL テクニカル サポートではなく) に送るには、「診断レポートをサポートに送信」を選択します。ページ下部の状況インジケータには、レポートが送信されるまで「お待ちください」と表示され、その後「診断レポートが送信されました」と表示されます。通常これは、テクニカル サポートと相談した後に実行します。
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定期的に TSR、システム プリファレンス、およびトレースログを SonicWALL 技術部向けにMySonicWALL に送信するには、「サポートへ定期的に診断レポートを安全にバックアップします」チェックボックスを選択して、「時間間隔 (分)」フィールドに定期的レポートの間隔を分で入力します。