ファイアウォールでは、イベント ログを周期的に分析して、頻繁にアクセスされる上位25 のウェブ サイト、IP アドレス別の上位 25 の帯域ユーザ、および帯域を消費する上位 25 のサービスを示すことができます。これらのレポートは「ログ > レポート」ページから生成できます。
補足:SonicWALL ViewPoint は、ファイアウォールのためのウェブベースのレポーティング ソリューションを提供します。SonicWALL ViewPoint の詳細については、http://www.sonicwall.com を参照してください。
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「レポート」ウィンドウには、以下の機能とコマンドが含まれています。
「データ収集の開始」を選択すると、ログ分析が開始されます。ログ分析が有効になると、ボタンのラベルが「データ収集の停止」に変わります。
「データのリセット」を選択すると、レポート統計が消去され、新しいサンプリング期間が始まります。サンプリング期間は、データ収集を停止または開始したとき、またはファイアウォールを再起動したときにもリセットされます。
「レポート表示」メニューから希望のレポートを選択します。オプションには、「ウェブ サイト ヒット」、「IP アドレスごとの帯域幅使用状況」、および「サービスごとの帯域幅使用状況」があります。これらのレポートについては、以下で説明します。「データの再表示」を選択すると、レポートが更新されます。レポートによって分析される期間は、「収集経過時間」に表示されます。
「レポート表示」メニューから「ウェブ サイト ヒット」を選択すると、頻繁にアクセスされる上位 25 のウェブ サイトの URL と、現在のサンプリング期間におけるサイトへのヒット数を示すテーブルが表示されます。
「ウェブ サイト ヒット」レポートにより、大半のウェブ アクセスが適切なウェブ サイトに対して行われていることを確認できます。ウェブ サイト ヒットレポートに娯楽やスポーツなどの不適切なサイトが表示された場合は、それらのサイトを遮断することができます。不適切なウェブ サイトの遮断方法の詳細については、セキュリティ サービス > コンテンツ フィルタ を参照してください。
ウェブ サイトの名前を選択して、そのサイトを新しいウィンドウで開きます。
「レポート表示」メニューから「サービスごとの帯域幅使用状況」を選択すると、上位 25 のインターネット サービスの名前 (HTTP、FTP、RealAudio など) と、現在のサンプリング期間においてサービスから受信したメガバイト数を示したテーブルが表示されます。
「サービスごとの帯域幅使用状況」レポートには、使用されているサービスが自分の組織に適切かどうかが示されます。ビデオやプッシュ ブロードキャストなどのサービスが利用可能な帯域の大部分を消費している場合は、これらのサービスを遮断することができます。