Border Gateway Protocol (BGP) は、明確に定義され、個別に管理されるネットワーク ドメインである自律システム (AS) 間でルーティング情報を伝達するために使用される、大規模ルーティング プロトコルです。BGP のサポートにより、ネットワークの AS のエッジにある従来の BGP ルータの代わりに SonicWALL セキュリティ装置を配置できます。現在の SonicWALL の BGP 実装は、ネットワークが 1 つの ISP をインターネット プロバイダとして利用し、そのプロバイダに対して単一の接続を持つ「シングルプロバイダ/シングルホーム」環境に最も適しています。SonicWALL BGP は、ネットワークが単一の ISP を利用するが、そのプロバイダに対して少数のルートを別々に持つ「シングルプロバイダ/マルチホーム」環境もサポートできます。BGP は、SonicOS GUI の「ネットワーク > ルーティング」ページで有効にしてから、SonicOS のコマンド ライン インターフェース (CLI) を通じて完全に設定します。
SonicWALL の BGP 実装の詳細については、BGP の高度なルーティング を参照してください。
BGP は、パケットを平文で送信します。したがって、セキュリティを強化するため、BGP セッションに使用する IPSec トンネルを設定することをお勧めします。この設定の例については、BGP の IPSec 設定 を参照してください。
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SonicOS GUI で、「ネットワーク > ルーティング」ページに移動します。
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GUI から BGP が有効になった後、SonicOS のコマンドライン インターフェース (CLI) を使用して、BGP 設定の仕様が実行されます。Dell SonicWALL セキュリティ装置の BGP 実装の詳細については、BGP の高度なルーティング を参照してください。