TraceRoute

TraceRoute は、インターネット上のルータ接続を診断して、問題をトラブルシューティングする診断ユーティリティです。TraceRoute では、Ping パケットによく似た Internet Connect Message Protocol (ICMP) Echo パケットを使用して、ネットワーク パスに沿ってはるか遠くにあるルータおよび他のホストとの相互接続をテストできます。テストは、接続が失敗するか、またはリモート ホストが応答するまで続きます。

1
診断ツール」メニューから「TraceRoute」を選択します。
2
宛先ホストの IP アドレスまたはドメイン名を「TraceRoute するホストまたは IP アドレス」フィールドに入力します。
3
インターフェース」ドロップダウン メニューで、試験のための Traceroute 送信元にするインターフェースを選択します。「すべて」は、装置がすべてのインターフェース (ドロップダウン メニューにリストされないものも含む) の中から選ぶことを許可します。
4
実行」を選択します。

送信先ホストまでの各ホップが第 2 のウィンドウに表示されます。このルートをたどることで、SonicWALL と送信先ホスト間のどこで接続が失敗しているかを診断できます。

IPv6 の TraceRoute

SonicOS の IPv6 実装の詳細については、IPv6 を参照してください。

TraceRoute ツールには新しい「IPv6 ネットワーク優先」オプションが含まれています。

ルータや他のホストとの相互運用性をテストする場合は、最初に返された IP アドレスを使用して実際の TraceRoute アドレスが表示されます。IPv4 および IPv6 アドレスの両方が返された場合、既定では、ファイアウォールは IPv4 アドレスを TraceRoute します。

IPv6 ネットワーク優先」オプションが有効になっている場合、ファイアウォールは IPv6 アドレスを TraceRoute します。