DHCP サーバ オプション機能

Dell SonicWALL DHCP サーバ オプション機能は、ベンダー拡張とも呼ばれる DHCP オプションのサポートを提供します。これらのオプションは、主に RFC 2131 および RFC 2132 で定義されている機能です。 DHCP オプションを使用すると、あらかじめ定義されたベンダー固有の情報を追加的なDHCP パラメータとして指定することができ、指定した情報は DHCP メッセージのオプション フィールドに格納されます。そのため、DHCP メッセージの送信により、ネットワーク上のクライアントに対してベンダー固有の設定情報およびサービス情報を提供することができます。各 DHCP オプションの説明は、セクションDHCP オプション番号 の一覧表 (RFC で割り当てられたオプション番号順) にまとめてあります。

トピック:

メリット

Dell SonicWALL DHCP サーバ オプション機能では、DHCP オプションを番号または名前で選択できるわかりやすいインターフェースが用意されているため、RFC で定義されている DHCP 標準に準拠した形で DHCP オプションを手早く簡単に設定することができます。

DHCP サーバ オプション機能の仕組み

SonicWALL DHCP サーバ オプション機能では、RFC 定義のオプション番号に基づくドロップダウン メニューを使用して DHCP オプションを指定できるため、管理者は DHCP オブジェクトや DHCP オブジェクト グループを簡単に作成できるだけでなく、動的および静的な DHCP リース範囲に関する DHCP 汎用オプションも容易に設定できます。指定した DHCP オプションは DHCP メッセージのオプション フィールドに格納されてネットワーク上の DHCP クライアントに渡され、クライアントはネットワークの設定や利用可能なサービスに関する情報を取得することができます。

サポートされている標準

SonicWALL DHCP サーバ オプション機能では、次の標準がサポートされています。