DHCP サーバ オプションの詳細設定

各 DHCP オプションの説明は、DHCP オプション番号 の一覧表 (RFC で割り当てられたオプション番号順) にまとめてあります。

DHCP オプション オブジェクトの設定

DHCP オプション オブジェクトを設定するには、以下の手順を実行します。
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DHCP サーバの設定」で、「詳細設定」ボタンを選択します。「DHCP 詳細設定」ウィンドウが表示されます。「オプション オブジェクト」タブが既定で選択されています。

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オプションの追加」ボタンを選択します。「DHCP オプション オブジェクトの追加」ウィンドウが表示されます。

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オプション名」フィールドにオプションの名前を入力します。
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オプション番号」ドロップダウン メニューで、目的の DHCP オプションに対応するオプション番号を選択します。各オプションのオプション番号とオプション名については、DHCP オプション番号 の一覧を参照してください。
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オプション値」フィールドに複数のオプション値を入力する必要がある場合は、「オプション配列」チェックボックスをオンにします。
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オプションの種類は「オプション種別」ドロップダウン メニューに表示されます。「オプション番号」で「2 (Time Offset)」を選択したときなど、該当するオプションの種類が 1 つしかない場合は、このドロップダウン メニューは淡色表示されます。「オプション番号」で「77 (ユーザ クラス情報)」を選択したときなど、該当するオプションの種類が複数存在する場合は、このドロップダウン メニューを使用してオプションの種類を選択できます。
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オプションの値 (例えば、IP アドレスなど) を「オプション値」フィールドに入力します。「オプション配列」チェックボックスがオンの場合は、複数の値をセミコロン (;) で区切って入力することができます。
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OK」を選択します。設定したオブジェクトが「オプション オブジェクト」リストに表示されます。

DHCP オプション グループの設定

DHCP オプション グループを設定するには、以下の手順を実行します。
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左側のナビゲーション パネルを使用して、「ネットワーク > DHCP サーバ」を開きます。
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「DHCP サーバの設定」で、「詳細設定」ボタンを選択します。「DHCP 詳細設定」ウィンドウが表示されます。
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オプション グループ」タブを選択します。

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グループの追加」ボタンを選択します。「DHCP オプション グループの追加」ウィンドウが表示されます。

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グループの名前を「名前」フィールドに入力します。
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グループに追加するオプション オブジェクトを左の列から選択して、「->」ボタンを選択します。同時に複数のオプション オブジェクトを選択するには、Ctrl キーを押しながらオプション オブジェクトを選択します。
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OK」を選択します。設定したグループが「オプション グループ」リストに表示されます。

信頼された DHCP リレー エージェント アドレス グループの設定

既定の信頼されたリレー エージェント リスト」アドレス グループを設定するには、最初に信頼できる各リレー エージェントに対してアドレス オブジェクトを設定した後、これらのアドレス オブジェクトを「既定の信頼されたリレー エージェント リスト」アドレス グループまたはカスタム アドレス グループに追加します。

アドレス オブジェクトまたはアドレス グループの設定は、「ネットワーク > アドレス オブジェクト」ページで行います。

信頼できるリレー エージェントにアドレス オブジェクトを設定し、「既定の信頼されたリレー エージェント リスト」アドレス グループまたはカスタム アドレス グループを設定するには、次の手順を実行します。
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ネットワーク > アドレス オブジェクト」に移動します。
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アドレス オブジェクト」の「追加」ボタンを選択します。
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アドレス オブジェクトの追加」ウィンドウで、フィールドに DHCP リレー エージェントの適切な値を入力し、「追加」を選択します。さらにリレー エージェントを追加する必要がある場合は、手順を繰り返します。アドレス オブジェクトの設定の詳細については、アドレス オブジェクトの作成と管理 (340 ページ)を参照してください。
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アドレス グループ」で、リレー エージェントのアドレス オブジェクトを「既定の信頼されたリレー エージェント リスト」アドレス グループに追加するには、その行の設定アイコンを選択します。

左側のリストで目的のアドレス オブジェクトを選択し、右矢印ボタンを選択して右側のリストに移動します。終了したら、「OK」をクリックします。

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名前」フィールドにアドレス オブジェクトに対するわかりやすい名前を入力します。
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終了したら、「OK」をクリックします。

信頼された DHCP リレー エージェントの有効化

DHCP 詳細設定」ページでは、「既定の信頼されたリレー エージェント リスト」アドレス グループを使用して「信頼されたリレー エージェント リスト」オプションを有効にするか、または既存のアドレス オブジェクトを使用して別のアドレス グループを作成できます。

「信頼されたリレー エージェント リスト」オプションを有効にし、目的のアドレス グループを選択するには、次の手順を実行します。
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左側のナビゲーション パネルで、「ネットワーク > DHCP サーバ」ページに移動します。
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「DHCP サーバの設定」で、「詳細設定」ボタンを選択します。
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「DHCP 詳細設定」ページで、「信頼されたエージェント」タブを選択します。

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信頼された DHCP リレー エージェント リストを有効にする」チェックボックスをオンにします。「信頼されたリレー エージェント リスト」ドロップダウン リストが使用できるようになります。ドロップダウン リストには、既存のすべてのアドレス グループと共に、「新しいアドレス オブジェクト グループを作成する」オプションが含まれます。

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既定の信頼されたリレー エージェント リスト」アドレス グループまたは別の既存のアドレス グループを使用するには、ドロップダウン リストからそれを選択します。
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このオプションのカスタム アドレス グループを作成するには、「新しいアドレス オブジェクト グループを作成する」を選択します。「アドレス オブジェクト グループの追加」ウィンドウが表示されます。以下の手順を実行します。
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名前」フィールドに、アドレス グループのわかりやすい名前を入力します。
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3
OK」を選択します。

DHCP 詳細設定」ウィンドウで、「信頼されたリレー エージェント リスト」ドロップダウン メニューに新しいアドレス グループが表示されます。「ネットワーク > アドレス オブジェクト」ページで新しいアドレス グループが使用できるようになり、編集したり削除したりできます。

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「DHCP 詳細設定」ページで、「OK」を選択し、選択したアドレス グループで「信頼されたリレー エージェント リスト」オプションを有効にします。