SonicOS は、ネットワークに分断を伴わずに追加挿入する新しい方式を提供するワイヤ モードとタップ モードをサポートしています。
Table 25 は、インターフェース設定モード間の主な機能の違いです。
アクティブ/アクティブ クラスタリング 1 |
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はい 2 |
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リンク状況伝達 3 |
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TCP ハンドシェーク強制 4 |
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1
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2
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「ゾーン」ドロップダウン メニューで、WLAN 以外の任意のゾーン種別を選択します。
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3
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•
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4
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「ワイヤ モード種別」ドロップダウン メニューで、適切なモードを選択します。
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5
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「ペア インターフェース」ドロップダウン メニューで、上流のファイアウォールに接続するインターフェースを選択します。このペア インターフェースは同じ種別 (2 つの 1 GB インターフェースまたは 2 つの 10 GB インターフェース) である必要があります。
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6
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「OK」を選択します。
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ワイヤ モードは、WAN、LAN、DMZ、および個別ゾーン (無線ゾーンを除く) に対して設定可能です。ワイヤ モードはレイヤ 2 ブリッジ モードを簡潔にしたもので、インターフェースのペアとして設定されます。ワイヤ モードでは、送信先ゾーンは「ペア インターフェース ゾーン」です。送信元の「ゾーン」とその「ペア インターフェース ゾーン」間のトラフィックの方向に基づいて、アクセス ルールがワイヤ モード ペアに適用されます。例えば、送信元の「ゾーン」が「WAN」で、「ペア インターフェース ゾーン」が「LAN」の場合、トラフィックの方向に応じて WAN から LAN へのルールと LAN から WAN へのルールが適用されます。
ワイヤ モードでは、管理者はインターフェースのリンク状況をペア インターフェースに伝播するリンク状況伝達を有効にすることができます。あるインターフェースが停止した場合は、そのインターフェースのリンク状況をミラーするため、ペア インターフェースが強制的に停止されます。ワイヤ モード ペアのインターフェースは、どちらも常に同じリンク状況になります。
ワイヤ モードでは、管理者はステートフル検査を無効にできます。「ステートフル検査を無効にする」を選択すると、ステートフル パケット検査がオフになります。「ステートフル検査を無効にする」が選択されていない場合は、3 ウェイ TCP ハンドシェイクを強制することなく、新しい接続を確立できます。非対称ルートを配備する場合は、「ステートフル検査を無効にする」を選択する必要があります。
以下の設定は、ワイヤ モードの設定例です。この例は、LAN ゾーンとペアリングされた WAN ゾーン向けです。ワイヤ モードは、DMZ ゾーンおよび個別ゾーンに対しても設定できます。
1
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•
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「インターフェースの追加」ボタン
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•
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設定するインターフェースの設定アイコン
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「インターフェースの追加/編集」ダイアログが表示されます。
3
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4
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5
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6
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「ステートフル検査を無効にする」オプションを選択します。
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7
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「リンク状況伝播を有効にする」オプションを選択します。
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8
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「OK」ボタンを選択します。
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