ユーザ > ゲスト サービス

「ゲスト サービス」では、ゲスト アカウントの制限と設定を定義します。「ユーザ > ゲスト サービス」ページには、ゲスト プロファイルのリストが表示されます。ゲスト プロファイルは、ゲスト アカウントを生成する際に使用する設定を定義します。「ユーザ > ゲスト サービス」ページでは、ゲスト プロファイルを追加、削除、設定できます。また、セキュリティ装置にログインしたすべてのユーザに対して、現在のログイン セッションの残り時間が示されるログイン ウィンドウを表示するかどうかを設定できます。

グローバル ゲスト設定

「ゲスト ログイン状況ウィンドウを表示する」チェックボックスを選択すると、ユーザがログインするごとにユーザのワークステーション上にユーザ ログイン ウィンドウが表示されます。ユーザは、ログイン セッション間、このウィンドウを開いたままにする必要があります。ウィンドウには、現在のセッションの残り時間が表示されます。ユーザは、ログイン状況ウィンドウ内の「ログアウト」ボタンを選択することにより、ログアウトできます。

ゲスト プロファイル

ゲスト プロファイル リストには、作成済みのプロファイルが表示され、プロファイルを追加、編集、および削除することができます。プロファイルを追加するには:

1. ゲスト プロファイル リストの下にある「追加」を選択して、「ゲスト プロファイルの追加」ウィンドウを表示します。

「ゲスト プロファイルの追加」ウィンドウで、以下の設定を行います。

– 「プロファイル名」: プロファイルの名前を入力します。

– 「ユーザ名開始文字列」: このプロファイルから生成される各ユーザ アカウント名の最初の部分を入力します。

– 「ユーザ名を自動生成する」: このオプションを選択すると、このプロファイルから生成されるゲスト アカウントに対して、ユーザ名が自動的に生成されます。通常、ユーザ名開始文字列に2 または 3 桁の数字を付加した文字列がユーザ名となります。

– 「パスワードを自動生成する」: このオプションを選択すると、このプロファイルから生成されるゲスト アカウントに対して、パスワードが自動的に生成されます。生成されるパスワードは、一意な 8 文字の英字から構成される文字列です。

– 「アカウントを有効にする」: このプロファイルから生成されるすべてのゲスト アカウントを作成時に有効にするには、このチェックボックスをオンにします。

– 「アカウント期限切れ時に、アカウントを自動削除する」: アカウントの有効期限が切れたときに、アカウントをデータベースから削除するには、このチェックボックスをオンにします。

– 「多重ログインを禁止する」: 任意の時点でアカウントの単一のインスタンスのみを使用できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。既定では、新しいゲスト アカウントを作成するときに、この機能は有効になっています。単一のアカウントを使用して複数のユーザがログインできるようにする場合は、「多重ログインを禁止する」チェックボックスをオフにしてこの機能を無効にします。

– 「初回ログインの時点でアカウント有効期限を有効にする」: このチェックボックスをオンにすると、ユーザがアカウントに初回ログインするまで「アカウント存続期間」タイマーが遅延されます。

– 「アカウント存続期間」: この設定は、アカウントの有効期限が切れるまで、セキュリティ装置上にアカウントを保持しておく期間を定義します。「自動削除」が有効である場合、アカウントは有効期限が切れたときに削除されます。「自動削除」チェックボックスがオフである場合は、アカウントは「失効」の状態でゲスト アカウントのリストに残り、簡単に再びアクティブにすることができます。

– 「セッション存続期間」: ゲスト ログイン セッションがアクティブになった後、アクティブである期間を定義します。既定では、アクティブ化はゲスト ユーザが最初にアカウントにログインするときに行われます。「セッション存続期間」には、「アカウント存続期間」より長い値を設定することはできません。

– 「無動作時タイムアウト」: アクティブ化されたゲスト サービス セッションでトラフィックが受け渡しされない期間の最大時間を定義します。この設定で定義した期間を過ぎるとセッションの有効期限が切れますが、アカウント自体は「アカウント存続期間」まではアクティブのままです。「無動作時タイムアウト」の値は、「セッション存続期間」で設定された値よりも大きくすることはできません。

– 「コメント」: 「コメント」フィールドには、コメントとして任意のテキストを入力できます。

3. 「OK」を選択して、プロファイルを追加します。