System_Time
このセクションでは、「システム > 時間」ページの概要と、このページで実行できる設定タスクについて説明します。
• 時刻の設定
管理者は、「システム > 時間」ページで、SRA装置のシステム時間、日付、タイムゾーンの設定、およびSRA装置とNTPサーバとの同期を制御できます。
Figure 3:10 「システム > 時間」ページ
システム時間セクションでは、時間 (hh:mm:ss)、日付 (mm:dd:yyyy)、およびタイムゾーンを設定できます。 また、NTP (ネットワーク タイム プロトコル) サーバとの自動同期を選択したり、ローカル時間ではなくUTC (協定世界時) をログに表示することもできます。
NTPの設定セクションでは、更新間隔 (秒単位)、NTPサーバ、および2つの追加の (オプション) NTPサーバを設定できます。
時間と日付を設定するには、「システム > 時間」ページにナビゲートします。 時刻と日付の設定は、ログ イベントのタイムスタンプやその他の内部の目的に使用されます。 最適なパフォーマンスと適切な登録を実現するには、システム時間を正確に設定することが不可欠です。
Note 最適なパフォーマンスを得るためには、SRA装置の時刻と日付を正確に設定する必要があります。
時刻と日付を設定するには、以下の手順に従います。
1. 「タイムゾーン」ドロップダウン リストで、タイムゾーンを選択します。
2. 現在の時刻が24時間形式で「時刻 (hh:mm:ss)」フィールドに表示され、現在の日付が「日付 (mm:dd:yyyy)」フィールドに表示されます。
3. または、現在の時刻を「時刻 (hh:mm:ss)」フィールドに手動で入力したり、現在の日付を「日付 (mm:dd:yyyy)」フィールドに入力することもできます。
Note 「NTPを使用して自動的に時刻を調整する」の横にあるチェックボックスがオンになっている場合は、時刻と日付を手動で入力できません。 時刻と日付を手動で入力するには、このチェックボックスをオフにしてください。
4. 「適用」を選択して設定を更新します。
ネットワーク タイム プロトコル (NTP) に対応している場合は、NTPの時刻設定が手動の時刻設定に優先します。 NTPの時刻設定は、NTPサーバと、「タイムゾーン」ドロップダウン リストで選択したタイムゾーンによって決まります。
ネットワーク タイム プロトコル (NTP) を使って装置の時刻と日付を設定するには、以下の手順に従います。
1. 「システム > 時間」ページにナビゲートします。
2. 「NTPを使用して自動的に時刻を調整する」チェックボックスをオンにします。
3. NTPの設定セクションの「更新間隔」フィールドに、時刻設定をNTPサーバと同期する間隔を秒単位で入力します。 間隔を定義しないと、既定の更新間隔である3600秒が自動的に選択されます。
4. 「NTPサーバ1」フィールドに、NTPサーバのIPアドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。
5. 冗長性を提供する場合は、「NTPサーバ2 (オプション)」フィールドと「NTPサーバ3 (オプション)」フィールドに、バックアップ用NTPサーバのアドレスを入力します。
6. 「適用」を選択して設定を更新します。